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カフェインとコーヒー

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 どちゃめちゃに眠たい中で、机に座って、一杯のコーヒーを飲むと、一口目を飲んだ5秒後くらいに頭が冴え渡り、気力が満ち溢れてきて、今なら何だって出来る俺は無敵なんだという超絶的なハイテンションになり、ちびちびとコーヒーを飲みながらブログを書いたり仕事をしたり論文を読んだりして、一杯のコーヒーを飲み終わるころには心身ともに疲れ果てて、頭の芯がぼおっとして、両目の焦点を合わせることにすらエネルギーを要するような無気力状態となっている生活を続けています。

 これまで、コーヒーに含まれているカフェインがこういう効果を出しているんだろうと思っていましたが、何だか違う気がしてきました。

 そもそも、飲んだ5秒後にクワワワっとなるのはあきらかにカフェインの吸収速度を超えている気がしますし、一杯飲み終わるまでの30分くらいで効果が切れているというのも明らかに早過ぎます。カフェインによる血中濃度が体内でマックスになるのは15分から1時間程度と聞いていますし、アスリートが筋トレのサポートとしてカフェインを摂るときは1時間前くらいに設定されているようなので、明らかに私の血中濃度と自覚がずれている。万が一私の肝臓なり腎臓なりが奇跡の代謝能力を持っていて、血中に取り込まれたカフェインを解毒する速度が常人の十倍くらいとかそういうことで、さらに奇跡の胃腸が飲んだ5秒後くらいには血中に栄養を取り込む力があるとすれば納得なのかもしれませんが、私は胃腸は弱いし、二日酔いもするので多分代謝も弱いし、完全にこれはおかしいわけです。

 ということで、これはきっとカフェインを取り込んだわけではなくて、多分コーヒーの味とか匂いとかに、神経がビビッと反応して、アドレナリンとかを即座に出しているんだと思います。神経刺激ってのは内蔵とか脳味噌にすごくダイレクトに直結していますし、刺激速度も非常に早いので、毎日コーヒーを飲んでから仕事なりブログなりを書いていた条件付けが、たぶん神経に癖を作ったんだと思います。あれですね、パブロフの犬と同じです。

 人間は自分で「考えている」ようで、それは実は外部からの神経刺激に反射し続けている自動装置とも言えます。そう考えれば、外部からの刺激を調節しておくことで、よい条件づけを強引に作り上げることもできます。

 「天才たちの日課」という本を読みましたが、各分野で成功している方達の日課は、不思議なものもあり、一見酷い内容にも見えるものもありましたが(大量の酒を飲むとか)、とにかく中身の是非は問わない習慣が神経に作用して、能力を高めてくれていたのだと思いました。

 習慣付けを意識的に作ろうと思ったら、習慣にしたいことに、積極的に褒美を与えると良いはずです。パブロフの犬みたいに。掃除をしたら美味しいものを食べるとか、強引に褒美刺激を繰り返していれば、掃除をするだけで多幸感が出るようになるはずです。そして、多分逆の条件付けもあって、失敗とか、不快な体験を続けると、その周辺の習慣も負の作用を持つと思いますので、SNSをやめたかったら、Twitterを開くたびに顔面を平手打ちしていると見たくなくなると思います。香川県のゲーム1日1時間のあれも、本格的にやめさせたかったら、1時間以上で電流が流れるようにするとかそういうのが必要ですね。いやそれはもう神経とか関係なく止めますよね。

 とにかく今日私は何を言いたかったというと、ええっと…

 コーヒーが切れているので、もうダメみたいです。頭の芯がぼおっとして、両目の焦点を合わせることにすらエネルギーを要するような無気力状態となっていますので、今日はここまで!ハバグッデイ!