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ピアノを始める

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さて、新春ですから何か新しいことを始めたくなるのは最早人として当然のことでして、「よーし、今年こそ、痩せるぞー!」とか「1日1冊本を読もう!」とか、「毎日3分掃除をする!」とか、「論文を毎日一つ読む!」とか、「ブログ毎日1記事書くぞ」とか、そういう目標を立てがちですよね。まあ、全部私のことなんですけど、そんな毎日毎日無理ちゃう?と我ながら、空から自分を神の目で見ると思うのですが、でも新春の迸る私のやる気はそういう冷静な判断を圧倒的に曇らせていますので、とにかく頑張ろう、なんだったらもうピアノもはじめよう、とそういうわけです。

 

ピアノ、いいですよね。もちろんピアノは、大人になって突然始めるのはハードルが高い、とはいえ私は幼稚園の頃に近所のおばさんに半年ほどピアノを習い「この子は天才よ」と言われたことのある奇跡の存在ですので、おそらく磨かれぬままにいた才能の原石が今でも私のうちに輝いているはずなのです。ちなみに当時は右手と左手が違うことを始めたくらいで全然弾けなくなって辞めてしまったので、本当に才能あったのかな?と不安になりますが、信じる力イズパワーなので見たく無い現実は見ないようにします。

 

さて、で、私の奥さんはピアノが弾けるので、教えてもらいながらやろうと思うのですが、とりあえず一曲課題曲があったほうが良いだろうと思いまして、一曲、なんとなく良さそうな曲の楽譜を入手することにしました。イオンの楽器屋さんで、じろじろとピアノスコアのところを見て回ります。「初心者のためのなんちゃら」とか「大人が始めるピアノ」とかそういうザ私のためみたいなものがあったのですが、私は完全に形から入るタイプ、そういう初心者初心者みたいな奴は気持ちが全然乗ってこない、やるからには「やってる自分、かっこいい」みたいな奴にしたいと思いまして、ショパンとかそういうなプロっぽい言葉が並ぶところをじっと見つめた結果、一つの楽譜を手にとりました。

それはパッヘルベルのカノン。誰しも一度は聞いたことがあるあの名曲です。これだ。楽譜を見ますと、1ページ目はすごい音符が少なくて、だんだんと音符が増えてくるよに見えます。これだ。この曲を1曲弾けるに練習すれば、この曲と一緒に成長できるはずだ。

 

ということで帰宅し、1日目は妻に「この音符って何?レ?え?ソ?この数字は何?」と座学に集中し終わりました。まだピアノは触っていませんが、とにかく1日10分を目標にやっていきたいと思います。いつか弾けるようになったらスタンディングオベーションで祝福してくださいね。妻はすでになんだか苦笑いしています。