トランプ政権がイランの英雄的司令官を殺してしまい、その報復として米軍の基地をイランが攻撃しました。
トランプ大統領は、その直後のツイッターで「All is well !(全て問題ない)」と投稿し、波紋を広げています。
All is well! Missiles launched from Iran at two military bases located in Iraq. Assessment of casualties & damages taking place now. So far, so good! We have the most powerful and well equipped military anywhere in the world, by far! I will be making a statement tomorrow morning.
— Donald J. Trump (@realDonaldTrump) January 8, 2020
当初の報道では、アメリカの基地では死傷者は出ていないとアメリカ側からの報道がありましたが、イラン側からの報道では80人の死者が出たと報道されたようです。
どちらが本当かわかりませんが、アメリカ側は「反撃されればこちらもさらに反撃する」と言っていた以上、反撃されたと認めたくないでしょうし(本当に戦争したいと思ってはいないと信じています)、イランとしては「報復を果たした」という事実を作りたいでしょうし、どちらからの情報も信用しづらい状態です。
最近の政治はポストトゥルースの時代と呼ばれて、事実がどうこうよりも、感情をどう動かすかが重要になってきていると言われています。だからこそファクトチェックが大事とはいいますが、このような世界情勢でファクトチェックするすべを一般の私たちが持っているとは思えません。できるのは、国民感情をコントロールするために政治家が扇動するだろうことを意識して、斜に構えるくらいしかないと思います。
とにかく戦争にならないことを祈ってます・・・もう、戦争になっているのかもしれませんが・・・。